ケーススタディコーチングメルマガ case37

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 ケーススタディコーチングメルマガ

case37「部下が自分の改善点を素直に受け入れる言葉かけ」

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はやいもので2009年も2月に入りました。

2月3日の節分で豆を撒きこれまでの一年間の鬼を払拭して、

新しい年を迎える準備はされましたか?

そして昨日2月4日は立春

暦の上では、この4日から新しい年が巡り始めるといわれています。

経済状況は不安要素いっぱいですが、

こんな時こそ気持ちを強く持ってがんばっていきましょう。


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case37「部下が自分の改善点を素直に受け入れる言葉かけ」



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さて今週のケーススタディは、

「部下が自分の改善点を素直に受け入れる言葉かけ」についてです。

この言葉かけについては、

1つや2つのやり方に集約できることはできませんので、

これからお伝えすることはあくまでもその手段のひとつと思ってください。

ただし、まちがいなく言えることは、

「良い部分を伝えたり、褒めることを最初にし、その次に改善点を伝える」

という順番は黄金の鉄則ですので、

これだけはどうぞ忘れないでください。

私のようなコーチの仕事は、

目の前にいるクライアントが、

・直面している課題を打開するためにどうしたらもっと行動するのだろうか?

・掲げた目標を達成するために、どうしたらもっと行動するのだろうか?

ということを常に念頭におきながら

各々のクライアントにコミュニケーションをしかけていきます。

「私たち、人は、自分の改善点を素直に受け入れるためには、特に心の部分に

 余裕がなくては受け入れ難い」

という傾向があることが、コーチの経験から

みえてきています。

目の前にいるクライアントが、

今よりもっと業績をあげなければならない人だったとしましょう。

この人に、もっともっと動いてもらうために、

あなたならどのような伝え方をこの人にしますか?

この人の至らぬ点を重箱の隅を突っつくようにして、

のっけからそのことについてダメ出しし、

ひたすらお尻をたたいて動かしますか?

この方法も確かにありだとは思います。

実際、何度言ってもわからない人はいますし、

どうしたらもっとできるのかを

自分の頭では残念ながら考えることができない人もいますから、

そのような人は的確な指示命令と、

時には叱咤がその人の行動を定期的にピリッとさせることも

ありなのかと思うからです。

ただ、この場はケーススタディコーチングですから、

コーチング的スタンスでそのような方には、以下のような伝え方をします。

まず最初は、その人のここまでがんばって業績を出してきたことについての

事実を伝え、称賛します。

また、何がここまで業績を出してこれた要因であったのかについて

その人が振り返られるように質問をすることで、

口に出させ、成功要因を再認識させます。

そのうえで、

「あと何があったら、この1.5倍の結果を出せることができたでしょうか?」

とか、

「今回あなたが出した結果の2倍の業績をあなたが出したことを想像してください。

 何が、あなたに2倍の業績を出させたと思いますか?」

というように、ゴールを大きくしてみせて、

そのゴールを手にした自分を想像させて、

そこから自分が今回至らなかった点を気づかせていく手法が1つあります。

または、もっとストレートに、

「こんなに素晴らしい業績を出せたあなたですが、●●●の部分が今回は

 甘かったのではないかと私は思っていますが、そのことを私に指摘されて

 今、あなたはどう思っていますか?」

というように、改善点や不備だった点をストレートに指摘したうえで、

その指摘について自分がどう思うのかを言葉に出させ、

自己反省へと持っていくのも1つです。

この場合の指摘ですが、

気をつけなくてはいけないのは、

「指摘 = 人格否定」であってはいけないということです。

そして伝える時にはあくまでも、

「私にはそう感じた」というように「私」を主語にした伝え方をすることと、

「だからお前はダメなやつだ」というようなニュアンスを相手に与えるような

伝え方は避けるようにします。

人間は誰しも、弱い部分や苦手な部分について、

実は自分自身でも薄々気づいているのですが、

そこを認め、さらけ出し、改善していくというタームになかなか入れないものです。

自分の弱さを認め、さらけ出し、改善していくためには、

その人の心に少しでも余裕をつくることなのです。

私たちは、いきなりダメ出しされると、

100%反発したくなりますが、

良い部分を観察し、認めてもらっている、褒めてもらう、という体験の中で、

少なからず心に余裕を作り出します。

心に余裕が出てくると不思議なもので、

自分の弱い部分や改善点に目を向けられるようになり、

またそれを改善してみようという気になってくるのです。

そうした理由から今週のメルマガでは、

冒頭にお伝えした黄金の鉄則である、

「最初に褒め、良い部分を伝え、次に弱い部分、改善点を伝える」

という順番をぜひ覚えて、現場でも使ってみてください。


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